支店長弁護士インタビュー

町田支店長 第二東京弁護士会佐藤 高宏弁護士

泉総合法律事務所 町田支店長、佐藤高宏(さとうたかひろ)弁護士のインタビューです。ご相談いただくにあたり、心がけていることなどをインタビューしました。

付き添いの方とご来所いただいても大丈夫です

――― まずは、町田支店についてお聞かせください。町田支店の事務所周辺の街の雰囲気や印象、駅からの道のりや道の分かりやすさなど、来所しやすさにつながっている特徴をご紹介ください。

町田支店がある原町田近辺は、全国区のチェーン店もあれば、地域密着の喫茶店や飲食店もある町で、情緒あふれる「駅前商店街」といった印象を受けます。

小田急線とJRの利用が可能で、交通の便は良いです。いずれの駅からも徒歩で3分から5分程度で、ビルの1階には「福田屋人形店」という人形店が入っており、目印となっています。

 

――― 事務所の相談室の特徴をご紹介ください。また、ご相談者様のプライバシー配慮、相談しやすい雰囲気のために工夫していることがあればご紹介ください。

相談室は比較的広く、3人程度は座れるテーブルでお迎えしています。お一人でご来所するのが不安な方は、どなたか付き添いの方をお連れしても大丈夫です。

 

気兼ねなく相談できる弁護士事務所でありたい

――― 佐藤先生のご相談者様への対応についてお聞かせください。ご相談者様と同じ目線で法律相談をするために心がけていることや、できるだけ早くレスポンスをするために心がけていることなどをご紹介ください。

ご相談の場面では、可能な限り専門用語は避け、分かりやすい説明を心がけています。例えば、図や表を描いて視覚的に分かりやすいように工夫をしたり、大事なポイントは要約して何度か繰り返して説明をし、ご理解・ご納得いただけるよう心がけています。

また、弁護士の仕事というのは目に見えにくく、「依頼はしたものの、今どういう状況なのだろう」と不安に思われる方もいらっしゃいます。受任後の連絡では、進捗報告をした上で「次は何時までに、何をします」と今後のスケジュールをお伝えし、その時期が来たら「先日の件ですが・・・」というようにご連絡をします。①何時までに②何をするのか③その結果がどうなったのか、という報告を徹底しています。

 

――― 法律相談で、ご相談者様と接する際、先生が大切にしていることや、事件解決にどのように取り組んでいきたいかの意気込みなどをご紹介ください。

「謙虚な気持ちで依頼者の話を聴く、依頼者には自由に話してもらう」ことを大切にしています。

これまでの経験は私にとって貴重な財産であり、依頼者を通じて沢山のことを学びました。 しかし、依頼者にとって弁護士に仕事を依頼するということは、今回が初めて、一生に一度という方も少なくありません。 事件解決にあたっては、これまでの経験を大事にしつつ、弁護士になりたての頃の緊張感をもって事件に取り組んでいます。

また依頼者の中には「こんなことを話してもいいのだろうか・・・」と思われる方もおられますが、事件に関する情報を一番持っているのは依頼者です。 萎縮せず、自由にお話をしてもらえるような雰囲気作りを大切していますので、気兼ねなくご相談いただければと思います。 その上で、お話の中から必要な情報をピックアップしたり、さらに深くお話を伺うようにしています。

 

――― 先生にとって、事件解決に取り組む際のモチベーションとなっているものをご紹介ください。

弁護士法の第1条1項に「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」とあります。①基本的人権の擁護と②社会正義の実現、この2つに尽きます。

 

――― 法律相談における早期相談の重要性について、痛感したエピソードがあれば、ご紹介ください。

交通事故の事案ですが、カルテ等の記録に依頼者(被害者)の方の症状が的確に記載されておらず、後に治療継続の必要性や後遺障害認定で不利な扱いを受ける結果となりました。依頼者が医師に自覚症状を伝えていなかったのが原因だったのですが、医師を責めることはできません。 早期にご相談いただければ「症状は治療の都度、医師に伝えましょう」等のアドバイスができたはずでした。

 

――― 最後に、お聞きします。佐藤先生は弁護士として、ご相談者様に何を提案又は提供したいとお考えですか。

依頼者にとっての最善の解決をご提案したい。そのために、弁護士としての能力、知識、経験を最大限発揮することをお約束します。

まず「法的な解決」という意味では、まずは法律的原則論 ――― 理屈と同じ意味と捉えて良いと思われます。「法律の規定によれば、どうなるか」ということです。――― ここを出発地点(起点)としてプラスからのスタートなのか、それともマイナスからのスタートなのかという「現状置かれている立場」を客観視する必要があります。

そしてプラスからのスタートの場合、そのまま法律的原則論、理屈を貫いてよいのかという点を検討していただきます。例えば、身内や知り合い同士での争いの場合、今後の人間関係を考えれば、こちらも少しは譲歩したほうが良いのではないかという視点です。他方、マイナスからのスタートの場合、少しでも挽回の余地があるのであれば、決して欲張らずにある程度のところで見切りをつける必要もあります。

様々な起点・視点から検討いただくなかで、依頼者のお気持ちに寄り添いつつ、弁護士として持つ専門的な目線から最善の解決を提案いたします。

 

――― インタビューは以上です。佐藤先生、ありがとうございました。

ありがとうございました。

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