オレオレ詐欺で執行猶予

背景

Aさんは、オレオレ詐欺の出し子をして逮捕されました。そのことを知ったAさんのお父様が、当事務所にご相談にいらしました。
ご相談当時、国選弁護人はついていましたが、Aさんのお父様は国選弁護人とほとんど話ができておらず、示談交渉も進んでいないようでした。

対応

当事務所の弁護士が接見したところ、Aさんは示談したい意思を持っていましたが、国選弁護人は示談交渉を一切していませんでした。
そこで、お父様に示談金を用意していただき、示談交渉をしました。
結果、被害者から示談書と嘆願書をいただくことができました。

結果

示談が成立したこと、被害者が被告人の寛大処分を希望していること等が評価され、執行猶予付きの懲役刑となりました。