刑事事件

東京都町田市で刑事事件逮捕されてしまったらどうするべき?

東京都町田市で刑事事件逮捕されてしまったらどうするべき?

町田市は、東京都の多摩地区南部にある市です。人口は43万人を超え、東京都内の市町村では八王子市に次いで2番目に人口が多い市です。

この記事では、町田市の刑事犯罪事情について解説いたします。

1.町田市について

町田市は東京都に属していますが、地域全体が神奈川県側に大きくはみ出しており、東京都側の多摩市や八王子市に接している部分よりも神奈川県に接している部分の方が多くなっています。

さらに、多摩市や八王子市とは多摩丘陵や多摩川で隔てられていることから、文化的にはむしろ横浜市や川崎市など神奈川県域との交流が盛んな地域です。

町田市は、1960年代初頭から東京のベッドタウンとして開発が始まりました。現在の町田駅周辺は百貨店や商業施設が立ち並ぶ繁華街となっています。

町田市には桜美林大学、国士館大学、法政大学、和光大学、玉川大学、東京家政学院大学、昭和薬科大学などの大学のほか、短大、専門学校、私立高校も多く、若者が集まる地域でもあります。

一方、町田駅から少し離れると農地が多く見られ、大戸緑地、小山田緑地、小山内裏公園といった都立公園や、総合公園、運動公園のほか、桜の名所として知られる尾根緑道などがある自然豊かな地域でもあります。

2.町田市の治安

町田市の大半を管轄するのは、町田市旭町3丁目にある町田警察署です。町田市は面積が71.55平方キロメートルと広く、人口密度も1平方キロメートルあたり433,920人と高いにも関わらず、かつては町田警察署だけで町田市全域を管轄していました。

ところが、後述のように町田駅周辺を中心に犯罪が増加したことから、北西部の相原町、小山町、小山ヶ岳の管轄を八王子市南大沢にある南大沢警察署に移したほか、町田市忠生に忠生地区交番を設置し忠生地区の警察活動の拠点とするなど、町田警察署の負担軽減の施策が行われました。

忠生警察署は面積、人員ともに日本最大の交番で、平日に車庫証明や免許証記載事項の変更の窓口業務を実施している地区交番は、警視庁の管内においてここだけです。

3.町田市における犯罪の発生件数

2004年以降の町田市における犯罪の発生件数は次のとおりです。

  • 2004年 8,424件
  • 2005年 6,888件
  • 2006年 6,566件
  • 2007年 6,043件
  • 2008年 5,312件
  • 2009年 5,677件
  • 2010年 5,445件
  • 2011年 5,222件
  • 2012年 4,493件
  • 2013年 4,240件
  • 2014年 3,778件
  • 2015年 3,386件
  • 2016年 3,403件

かつて、JR・小田急町田駅の周辺は、キャバクラや風俗営業店による客引きや看板が目立ち、その治安の悪さからマスコミから「西の歌舞伎町」と呼ばれていました。犯罪発生件数にもそれは表れており、町田市では2004年には8,424件もの犯罪が発生していました。

その背景には、新宿区の歌舞伎町で風俗店の取り締まりが強化された結果として、一部の店舗が町田市に流れてきたという経緯があるといわれています。

その後、市民による防犯活動や警察による取り締まりの強化が行われたことにより犯罪件数は徐々に減少し、過去5年では3,000件台に留まっています。

町田駅周辺では現在も町田警察署と、隣接する神川県警察による合同の取り締まりが頻繁に行われています。

4.町名別犯罪発生状況

2016年のデータを元に、町名別に犯罪の発生状況をみてみましょう。

  • 原町田:711件
  • 森野:271件
  • 能ヶ谷:136件
  • 鶴間:127件
  • 本町田:121件
  • 金森:118件
  • 相原町:120件
  • 小山ヶ丘:111件
  • 木曽東:103件
  • 山崎町:93件

このように、町田駅周辺の原町田や森野が圧倒的に多く、この2つの地域だけで1年間に1,000件近い犯罪が起きています。

他方で、鶴川駅周辺の能ヶ谷、鶴間駅周辺の鶴間などの繁華街以外でも多くの犯罪が発生しています。住宅地では空き巣や自転車盗が発生しやすい傾向があり、鶴間では2016年に12件の侵入犯と50件の自転車盗が発生しています。

外出や就寝時には戸締りを徹底し、自転車を離れるときには短時間でも二重に鍵をかけるなど対策を講じるようにしましょう。

5.町田警察署管内における犯罪の発生状況

次に、町田市の大部分を管轄する町田警察署の管内における犯罪の発生状況について説明します。

(1) 総件数

  • 2013年 3,925件
  • 2014年 3,500件
  • 2015年 3,144件
  • 2016年 3,117件
  • 2017年 3,191件

町田警察署管内でも、犯罪の総件数は全体として減少傾向にあります。

しかし、2015年以降はほぼ横ばいとなっており、下げ止まっていることがわかります。

(2) 粗暴犯

  • 2013年 198件
  • 2014年 180件
  • 2015年 195件
  • 2016年 193件
  • 2017年 191件

暴行、傷害、脅迫、恐喝などの暴力によって他人に実害を与えた粗暴犯の数は、過去5年間ほぼ横ばいとなっています。

(3) 侵入窃盗犯

  • 2013年 257件
  • 2014年 228件
  • 2015年 137件
  • 2016年 181件
  • 2017年 225件

空き巣に代表される侵入窃盗犯は、2013年には257件発生していましたが、2015年には137件と大幅に減少しました。

ところが、その後再び増加し、2017年には225件にまで増加しました。

(4) 非侵入窃盗犯

  • 2013年 2,433件
  • 2014年 2,171件
  • 2015年 2,090件
  • 2016年 1,986件
  • 2017年 1,867件

自転車盗、車上荒らしなどの非進入窃盗犯は年々減少しており、2013年に2433件発生していたのが2017年には1,867件と30%以上減少しました。

このように見ると、町田警察署管内における犯罪の発生件数は大幅に減少しているとはいえ、その多くは非進入窃盗犯の減少によるもので、重大な犯罪が多い粗暴犯や侵入窃盗犯の数はほぼ横ばいであることがわかります。

6.もし刑事逮捕されたら

犯罪被害はいつ発生するものかわからないものであり、多くの方は防犯意識を持って日々の生活を送っていらっしゃることと思います。

しかし、もし自分の身の回りの人が逮捕されたらどうするかを意識していらっしゃる方は多くはないでしょう。そのため、自分の夫や妻、兄弟や子ども、恋人や友人が突然逮捕され、警察に身柄を拘束されてしまったようなときには、頭が真っ白になってしまいどうすればよいのかわからなくなる方が多いようです。

では、万が一自分の周りの人が逮捕されてしまったときにはどうすればよいのでしょうか。

(1) 逮捕されたらすぐに弁護士に相談する

結論からいうと、逮捕されたときには一刻も早く弁護士に相談することをお勧めします。その理由は逮捕後の手続にあります。

逮捕されると、通常は警察署の中による留置場に身柄を拘束され、警察による取り調べが行われます。軽微な罪の場合には、送検が行われずに釈放になることもありますが、通常は逮捕から48時間以内に検察へ送られます。これを送検といいます。

送検から24時間以内に、勾留をするかどうかの判断がなされます。

逃亡や証拠隠滅をする可能性がなく、勾留の必要性がないと判断されると釈放され在宅事件となりますが、検察官による勾留請求が認められると、そこから最大20日間にわたって身柄の拘束が続きます。この逮捕後23日の間に、検察は被疑者を起訴するか不起訴とするかを判断します。

不起訴処分となると身柄を釈放されますが、もし起訴されると、保釈請求が通らない限りは裁判の結果が出るまで引き続き身柄を拘束されます。

そして、裁判により執行猶予なしの有罪となった場合には、刑が執行されることになります。

(2) すぐに弁護士に相談するメリット

身柄を拘束されている間は、留置施設の外に出ることはもちろん、外部の人と電話で連絡を取ることもできません。会社勤めをしている方の場合、このわずかな間に社会的な信用を失ってしまうおそれもあります。

弁護士に依頼することにより、被害者との示談を行ったり、勾留の必要性がないことを上申したりするなど、早期に釈放してもらうための対応を行ってもらうことができます。

すでに説明したとおり、勾留をするかどうかは逮捕後の数十時間で判断されますので、逮捕後できるだけ早く弁護士に相談し、対応を依頼することが重要です。

刑事事件は、まさに時間との勝負ともいえます。

泉総合法律事務所は、刑事専任の弁護士が在籍するなど、刑事弁護に積極的に取り組んでいる弁護士事務所です。弁護経験・解決実績豊富なため、確かな実力を持って被疑者の方を最後までサポート致します。

町田市、相模原市、横浜線・小田急線沿線にお住まい、お勤めの方は、泉総合法律事務所町田支店に是非一度ご相談ください。

7.町田市を管轄する警察署と裁判所

町田市内で発生した事件であれば、通常は以下の警察署の中にある留置施設において身柄を拘束されます。

接見が禁止されていなければ、家族や友人は留置施設の中で逮捕された方と面談をすることが可能です。

また、町田市を管轄する裁判所の連絡先も記載します。

町田警察署
〒194-0023 東京都町田市旭町3丁目1番3号
042-722-0110
管轄区
町田市(相原町、小山町、小山ヶ丘1丁目から6丁目を除く)

 

南大沢警察署
〒192-0364 東京都八王子市南大沢1丁目8番地3
042-653-0110
管轄区
管轄区町田市の内、相原町、小山町、小山ヶ丘1丁目から6丁目

 

東京地方裁判所 立川支部
〒190-857 東京都立川市緑町10-4
042-845-0365

 

町田簡易裁判所
〒194-0022 東京都町田市森野2-28-11
042-727-5011

無料相談受付中! Tel: 0120-101-386 平日9:00~22:00/土日祝9:00~19:00
0120-101-386
平日9:00~22:00/土日祝9:00~19:00
メールでお問い合わせ